血が足りない『血虚体質』

2019.10.08

今日は、先日お伝えした血流が悪くなる3つの本当の理由の2つ目をお話ししていきたいと思います。

“血が不足している”状況を漢方では「血虚体質」といいます。

「気虚体質」が改善され、血がつくれるようになってくると自然と血は増えていくのですが、それでも血が足りないことがあります。

普段から貧血などを意識してレバーやほうれん草を食べている方も少なくないと思います。

ですが、女性の場合はそれだけでは不十分!

もっと積極的に“血の原料”を摂る必要があるのです。

前回お伝えした血をつくる原料とは?では必要な食事についてお伝えしましたが、なぜ積極的に摂る必要があるのか?

それは、女性は毎月の「月経」で血液を失うため、そもそも血流不足になりやすいからなのです。。

 

血が足りない血虚体質って何?

月経で流す血液量は、一回の経血量で約100㎖、一年で約1.2ℓにもなるそうです。

初潮から閉経までをおおよそ40年とすると、恐ろしいことに女性は一生で約50ℓもの血液を失うことになるのです。

日本人女性の平均体重が約52kgだとすると、人一人分もの量になるのです。

さらに、これに出産や授乳などが加わると失われる血液量はさらに増えます!

このように、身体から出て行く血液が多いと『血が足りない』となり、漢方では「血虚」というそうです。

 

特徴

・顔色が白く、艶がない。

・目眩や立ちくらみがする。

・抜け毛や白髪が多い。

・かすみ目、疲れ目があり、目の下のクマが出やすい。

・皮膚がかさかさする。

・手足が痺れる、またはこむら返りが起こりやすい。

・舌は色が淡く小さい。

・唇や爪の色が薄い。

・動悸や息切れ。

・生理不順、不正出血。

・頭痛、関節の痛み。

・食欲不振

・夢をよく見る

 

漢方では、女性の力は「血」そのものとされています。

女性の力でもある「血」が不足しているために、婦人科系のトラブルを持っている方がほとんどだそうです。

なぜなら、漢方では“子宮は血の海”というように、血で満たされていないと子宮・卵巣系ははとても弱ってしまうのです。

生理痛、子宮内膜症、不妊症などの婦人科系トラブルがある場合はまず「血虚体質」だといえるのはそのためだそうです。

また、女性としては非常に困ることに、「血虚体質」だと老化が早くなります

漢方では「血」は血液だけでなく栄養も含んだ概念です。

そう考えると、血が不足し血流が悪くなると全身が栄養不足状態にもなっているのです。

そのため、血色が悪く、カサカサ乾燥したり、シワが出やすくなったりします。

「血虚」の方は、どんなに高い化粧水や美容クリームを使っても効果が実感できなくなります。

化粧品というものは、肌にある栄養素を活用して美肌やアンチエイジング効果を引き出すからなのです。

 

血が足りない血虚体質の原因は?

気虚体質と同じように胃腸が弱くなっていることでの、消化吸収力低下

月経や出産よる出血やストレスによる過労でも血が足りない状態を引き起こします。

具体的には、朝ごはんを抜いたり1日1食になっているような飲食の摂取量不足が原因だったり、慢性病による血の消耗や生成不足も関係しています。

また、血液の貯蔵と量の調節を担っている肝臓が正常に機能していないことも原因だったり。。

 

血が足りない血虚体質の改善法

日本人女性は血液の原料となる「鉄分」が全く不足していると言われています。

昭和22年に国が統計を取り出してから、1日に必要とされる鉄分量を一度も摂れたことがないほど、日本人女性の血液の原料不足は深刻とされています。

血虚体質の方におすすめな食べ物はナス、蓮根、黒大豆、酢、青梗菜、玉ねぎ、ラッキョウ、そば、オレンジやゆずレモンなどのかんきつ類、エンドウ豆、秋刀魚、イワシ、あずき、桃、酢、黒糖など。
お茶なら、バラ茶、シナモン紅茶、ウコン茶などがよいそうです♪

しっかり鉄分摂取して子宮から元気になりましょう!