血を作れない『気虚体質』

2019.10.05

昨日の体質チェックはいかがでしたか?

まだやっていないよーという方は自分がどれに当てはまるか診断してみて下さいね♪

血流が悪い⁈簡単にできる体質チェック

 

血を作れない気虚体質って何?

血が不足し、血流が悪くなるそもそもの原因を引き起こしているのが、“血がつくれない”ということです。

この血がつくれない体質のことを漢方では、「気虚」というそうです。

エネルギーの元となる血が作れていないので、体に必要なエネルギーが足りていない状態です。

 

特徴としては

・体格は筋肉が少なくて、柔らかい肉質のぽっちゃり

筋肉が少ないので基礎代謝が低い

人と同じ運動をしても脂肪の燃焼が少なく、痩せにくいです

・過食していなくても太りやすい、水を飲んでも太るタイプ

・胃腸が弱い

・汗をかきやすく

・風邪をひきやすい

・むくみやすく、お腹が張りやすい

あざになりやすい

 

血を作れない気虚体質の原因は?

では、どうして血がつくれなくなってしまうのでしょうか?

その原因は「胃腸」にあるようなのです!

なぜ胃腸なのか?

それは、胃腸が弱ってしまうと、食べ物からの栄養を十分に吸収できなくなってしまうからです。

胃や腸などの消化管は蠕動運動により食べ物を送りながら消化し、栄養素として体に吸収します。

胃は主に食べ物を殺菌し、消化・吸収しやすい形に整えるのが仕事です。

胃に続く「小腸」は、酵素の働きにより食べ物を消化し、栄養分を吸収するのが仕事。

そして、「大腸」は水分を吸収し便として排泄します。

つまり、この食べ物の消化、栄養素の吸収に関わっている胃と腸が弱ってしまうと、血液の材料そのものが体に入ってこなくなってしまうのです!

人間の体はすべて水や食べ物でできています。

人間は、口にしたものからでしか体をつくることができないのです。

水や食べ物など、体を構成するすべての物質は胃腸を玄関口として体内に入ってきます。

その玄関口である胃腸の力が正常ではない、弱っている、ということは何を食べても消化・吸収できないということなのです!

胃腸の働きの重要さは、動物の体の成り立ちからもわかるそう。

「肝臓」、「心臓」、「腎臓」、「肺」など、人間の体には様々な臓器がありますが、あらゆる臓器の中で最初にできたのが消化器系である「腸」だそうです!

食べることでエネルギーをつくって生きるのは、動物の最初の形でもあります。

さらに、胃腸の働きが弱っているということは、血をつくりだせない、ということに限りません。

サプリメントなどの健康食品を摂っても効かない、効果がわからない場合の多くは、胃腸がうまく働かず吸収できていないからだとも考えられます。

そして、困ったことに日本人というのは世界有数の胃腸の弱い民族だそう。。。

古くから作られてきた日本の伝統薬には、多くの胃腸薬があるそうで、これは日本人が遺伝的に胃腸が弱く、胃腸の回復をすることが全身の健康に役立つとしてきた何よりの証だとも書いてあります。

「気虚体質」の方は、体の状態では、とにかく胃腸の不調が目立つそうです。

食べ物から栄養素が吸収できないということは、血だけでなくエネルギーもつくられなくなるので、疲れやすかったり、だるかったりします。

血流を増やして体の不調を解決していこうとするとき、まず「気虚体質」を改善していかなければいけません。

「気虚体質」を改善すると胃腸が元気になり、まず血がつくられるようになります!

 

血を作れない気虚体質の改善法

では、具体的にどのようにして「気虚体質」を改善していけばいけばよいのでしょうか?

「気虚体質」を改善するためにまず大切なことは、“胃腸を元気にする”、“胃腸を丈夫にする”ことです!

これができないと、そもそもの“血をつくる”ということができず、「気虚体質」の改善にもつながりません。

胃腸を元気に、丈夫にするポイントは2つ!

 

満腹より空腹!

胃は、食べ物が口から入ってくると、グッグッと収縮することによって食べ物を細かくし消化・吸収していきます。

ですが、胃が収縮するのは消化・吸収のときだけではないそう。

食事をしたあと、約90分経つと胃は空っぽになります。

すると、食べ物を消化している時よりもずっと強く収縮します。

この時の収縮はとても強力で、その刺激は胃だけではなく小腸にまで連続的に伝わっていきます。

そして、この強い収縮は空腹が続くと90分おきに15~30回ほど行われます。

胃がこのような強い収縮をするのは、胃腸を掃除するため!

強い収縮を起こすことで、胃や腸の中にある食べ物の残りカスや古い粘膜をはぎとり、胃腸をキレイにしていくのです。

おなかが“グーッ”と鳴って恥ずかしい思いをしたことは、誰でも経験あるかと思います。

これは胃腸の掃除のために胃が収縮している音なのです!

おなかが鳴るのは、“おなかが空いた!何か食べたい!”という合図ではなく、“今まだ掃除中!食べないで!”の合図なのだそうです。

そうなの⁈知らなかった。という方は多いのではないでしょうか。

私も知りませんでした(笑)お腹が鳴ったら食べてもいい合図だと勘違いしていました。

この時に、食べ物が胃に入ってくると空腹の時間がないので、胃は胃腸を掃除をすることができません。

そうすると、食べ物のカスは残り、胃腸は汚れ、どんどん胃腸の働きが低下して消化力が弱くなり、もたれたり、十分な栄養が吸収できなくなってしまいます。

この空腹の時間、ありますか?

口がさみしいから…、おなかが空いてなくてもついつい…、と常に何かしらを食べているという方も少なくないのではないでしょうか?

おなかが空いていることが少ない、という方は少し意識的に胃に掃除する時間をつくってあげるとよいと思います!

 

夕食にプチ断食

寝る前におなかが空いていますか?

仕事が終わるのが遅くいため食事の時間が遅くなり、寝る前に食事をしておなかいっぱいのまま眠る。。。

忙しい現代人にはよくある光景かと思われます。

ですが、眠っている間は消化が進みません。

胃は収縮せず、食べ物を残したままの状態で空腹にならないため、強い収縮による掃除もできない状態になってしまいます。

朝起きた時に何も食べたくないと感じたり、食欲がないことはありませんか?

このような場合のほとんどは夜に食べ過ぎている状態です。

寝ている間も食べ物が胃の中にある状態ですので、空腹を感じることができません。

おなかの中は約37℃と言われています。

胃が掃除しきれなかった食べ物のカスをゴミ、と考えると、すぐにおなかの中で腐ってしまいます。

掃除ができず腐ったゴミに囲まれて働く胃は、徐々に疲れてきてしまいます。

そうすると何が起こるのか?

それが消化のボイコット、ストライキである消化不良やもたれ、胸やけなどの状態です。

特に胸やけの状態が主に出る「逆流性食道炎」は、急激に患者数が増えているそうです。

大食い、脂肪分や糖分の多い食事、ストレスなどが原因とされていますが、最近では、“遅い夕食時間”が大きな原因の一つになっていると言われています。

お客様でも、日中は仕事に夢中になるあまり、おなかが空かず、夜22時くらいにストレスや疲れから一気にまとめて食事をする、という方がいらっしゃいます。

その方もやはり、朝はおなかは空かないため、何も食べません。コーヒーのみ。

そして、便通も悪く、免疫力も下がるため風邪をひきやすく、疲れもとれにくい。

夜の食事量が多い方や時間が遅い方はまず、「腹八分」を目安に。

その中でも、朝やお昼ご飯をしっかり食べられている方は、思い切って夕食を抜く、またはスープや酵素ドリンクだけにしてみる、などプチ断食をしてみるのもよいと思います。

胃腸を元気に、丈夫にするポイントは、とにかく胃腸を休ませてあげること!

今の日本には食べ物があふれています。

そして、今の日本人は食べ過ぎや早食い、あるいは食事内容の偏りのために胃腸が弱っています。

ですが、人間の体はすべて食べ物でつくられています。

食べ物を食べ、胃で消化し、腸で栄養素を消化しないと生きていけません!

そのために普段食べるものを厳選し、大切は胃腸をもう少し大切にしてあげてみてはいかがでしょうか?

コンビニご飯はやめて自炊してみることでも、普段の摂れていない野菜や海藻類をスーパーで買ってきて食べることでも簡単なことから初めてみていいと思います♪

それが血をつくり出し、元気で健康な体づくりにもつながります!